こんにちは、ぶんめいです。
冬の最強防寒アイテムと言えば、ダウンジャケットを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
ドライブ・キャンプ・旅行などといった屋外で過ごす際には、定番の必需アイテムです。そんなダウンジャケットですが、馴染みのあるアパレルブランドから高級メゾンブランドまで様々なメーカーから出ています。
今回は、冬に大活躍する各ブランドのダウンジャケットを紹介しつつ、選ぶ方も解説していきます。
ダウンジャケットの機能性
なぜあんなに温かいのか?
まずはダウンジャケットの特徴として、知っておくと良い事が2つがあります。
- FP(フィルパワー)
- ダウンとフェザーの配合率
FPとは、羽毛のかさ高性を表す単位です。
羽毛30g当たりのふくらみ度合いを立方インチ(2.54cm立方)で示します。「600フィルパワー」とは30gの羽毛が600立方インチの体積にふくらんでいることを表し、数値が大きいほど良質なダウンといえます。この数値が大きいほど、保温性に優れた良質なダウンです。FPが大きいと、少ない量でかさ高いダウンが作ることが出来る為、軽いウェアになります。
目安として、FP600以上であれば良質。 LP700以上であれば高品質となります。
ダウンとフェザーの配合率で温かさが変化する
「ダウン」は水鳥の胸のあたりから取れるふわふわとした羽毛
「フェザー」は羽軸があり、名の通り羽です(赤い羽根募金の羽が想像しやすい)
ダウンの量が多い→軽く・暖かい フェザーの量が少ない→型崩れしやすい
目安としては、【ダウン70~90% フェザー30~10%】の範囲内で選ぶ事をおススメします。
ダウンジャケットの魅力
ダウンジャケットが選ばれる理由としては次の通りです。
- アウターの中でも群を抜く「防寒力」
- コーディネートとして取り入れやすい
- デザインや形が豊富
- 流行り廃りが無い
アウターの中でも群を抜く「防寒力」
アウターと言えば様々あります。チェスターコート、マウンテンパーカー、モッズコートなどなど。それぞれの用途は違いますが、「防寒力」に関してのナンバーワンはダウンジャケットでしょう!
寒さをガードするだけではなく、温かさを生み出してくれる構造ですので、冬のアイテムとしては1着持っておきたいですね!
コーディネートとして取り入れやすい
デニムとの相性も◎ スラックスとの相性も◎ スニーカーと合わせるのも◎ などなど
コーディネートを悩まずに、万能に使う事が出来ます。最近では各ブランドから、お洒落なデザインやシルエットのものがたくさん出ていますので、ファッション初心者の方でも上級者でも関係なくコーディネートに取り入れる事が出来ます。
デザインが豊富
リーズナブルなブランドから高級ブランドまで、様々なメーカーがダウンジャケットを販売しています。機能性を最大限に重視したアウトドアブランドやシルエットの美しさを際立たせる高級メゾンブランドまで、好みや用途によって、選び方の幅が広がります。
流行り廃りが無い
冬の定番アイテム=ダウンジャケットのイメージが強いと思います。実際に街で見かける事が多いですし、実際に1着は持っているという方も多いのではないでしょうか?
それだけ人気のアイテムという事が分かります!逆に「今年はダウンジャケットが流行っている」みたいな事もあまり聞きませんよね。
流行り廃りが無いという点に関しても、いつになっても候補に入れやすいアイテムなのです。
ダウンジャケットの選び方
機能性で選ぶ
どの様な用途で着用するかによって選びましょう。大まかに区分けすると
- アウトドアで着用
- 普段使いで着用
【アウトドアで着用】の場合は、「防寒力」が絶対的な要素です。キャンプ、釣り、天体観測、登山など、厳しい環境下で使用する際には寒さから身を守ってくれるFP(フィルパワー)の高いものを優先して選びましょう。
【普段使いで着用】の場合は、「動きやすさ・手軽さ」に注目してみてください。例えば、ドライブの際や食事に出かける際、脱ぎ着のしやすいモノや軽めのモノの方が扱いやすいです。シルエットもロング丈やショート丈がありますが、ショート丈の方が車の運転や乗り降りもしやすいです。
シルエットで選ぶ
スリムでコンパクトなデザインやボンバーダウンの様に大きめのデザイン、ロングやショートなど、各ブランドによって様々なシルエットがあります。実際に試着して、好みのスタイルを探していくのも醍醐味の一つです。
ブランドで選ぶ
機能性やシルエットで選ぶのも重要ですが、来てみたい・欲しいブランドから選ぶのも洋服選びの際の楽しみと言えます。欲しいブランドを身にまとう事で、ファッションをさらに楽しむことが出来ます。超定番なブランドで選ぶならやはり「モンクレール」、「カナダグース」でしょう。人と被りにくいブランドなら「ポール&シャーク」、「デュベティカ」、「ピレネックス」辺りが狙いどころです。
2023年おすすめダウンジャケット16選
Moncler(モンクレール)
1952年にフランスのグルノーブルでダウンジャケットブランドとして創業したモンクレール。ダウンジャケットの代表格としてとても人気です。実際に街中で見かける頻度はかなり多いです。ダウンジャケット=モンクレールの様なイメージもありますし、ダウンジャケットだけでなく、スウェットやトレーナーなども非常に人気があります。モンクレールを着用していることがステータスとなる様なところはあります。
モンクレールダウンのスタイルチェック
モンクレール公式サイトから引用
CANADA GOOSE(カナダグース)
1957年にカナダのトロントにて設立。世界一暖かいと称されるほどの機能性とブランド力を併せ持つ、大人気のブランドです。カナダグースも街中で見かける頻度がかなり多く、百貨店や専門店のみならず、ショッピングモール内でも取り扱っている店舗もありますので、普段からよく目にするブランドだと思います。モンクレールと双璧を成す、ダウン2大ブランドとして君臨しています。
カナダグースダウンのスタイルチェック
カナダグース公式サイトから引用
カナダグースについてもっと知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
https://www.rakuten.ne.jp/gold/woody-h/L’s-tokushu/canadagoose2020.htm
「 から引用」
DESCENTE(デサント)
1935年に創業したデサントは、日本を代表するスポーツ用品メーカーです。スポーツウェアの本来持つ特性を応用して作られた「水沢ダウン」が有名です。究極のダウンジャケットを生み出し、日本のモノづくりの高さが詰め込まれた高性能ブランドです。
デサントダウンのスタイルチェック
https://www.descente.co.jp/jp/value/manufacturing/mizusawa/
「株式会社デサント公式サイトから引用」
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)
1960年代にアメリカのサンフランシスコで創業した世界的なアウトドアブランド。ブランド名が表す通り、険しい北壁を登るのに優れた機能性を持ちつつ、スタイリッシュなデザインで世界中から愛されています。
日本でも若者を中心に、ダウンジャケットのみならず、パーカー・フリース・バックパック・キャップなど多くのアイテムを着用している人を見かけます。特に、シュプリームやメゾンマルジェラなどの世界的なブランドとコラボしており、人気を一気に高めていったブランドです。
ノースフェイスダウンのスタイルチェック
MAMMUT(マムート)
1862年にスイスにて創業したアウトドアブランド。アウトドア用のロープ製造がルーツであり、その強靭な素材と安全性で多くの登山家に愛されている。そのため機能性に長けており、現代では当たり前となっているギミックをいち早く取り入れた先駆けブランドとしても有名です。
マムートダウンのスタイルチェック
mont-bell(モンベル)
1975年に大阪で創業した総合アウトドアメーカー。Function is Beauty(機能美)とLife & Fast(軽量と迅速)という商品コンセプトを掲げて進化を続けているブランドです。日本全国に取り扱い店舗が数多くあり、アウトドア初心者から上級者の方まで幅広い人気を誇ります。
モンベルダウンのスタイルチェック
PYRENEX(ピレネックス)
1859年にフランスのピレネー山脈の麓のサン・セベにて羽毛を生産する会社として創業。サン・セベはフォアグラの産地として有名な地域で、創業当時から食用鳥の羽毛を用いて、寝具類の生産を続けています。創業当時から続く技術をウェアに応用している為、ダウンジャケットとしての高性能さを持たブランドとして人気です。
ピレネックスダウンのスタイルチェック
TOMMY HILFIGER(トミーヒルフィガー)
1985年にスポーツウェアブランドとして創業。クラシカルなデザインにモダンなアメリカン要素が加わったスタイルが魅力。価格帯もリーズナブルなので、普段着としても使いやすくて人気です。カジュアルなイメージがあるため、コーディネートにアクセントを入れたい方から指示を集めているブランドです。
トミーヒルフィガーダウンのスタイルチェック
NANO universe(ナノユニバース)
ナノ・ユニバース(NANO universe)は、日本のセレクトショップ、およびそのオリジナルブランド。nano(極小)・universe(宇宙)が持つ独創な世界感を表現。1999年に渋谷に1号店を出店。2002年よりセレクトショップとして展開。徐々に店舗を増やし、現在では日本全国に約30店舗を運営。
ナノユニバースダウンのスタイルチェック
UNIQLO(ユニクロ)
1949年に山口県で創業し、今となっては日本のファストファッションの先駆けと言える存在のブランド。コストパフォーマンス・機能性の面でも最高品質を誇り、日本のみならず世界的に超有名なブランドです。実際に我々の生活にも浸透しており、アウターやインナーシャツなどの衣類で「ユニクロブランドを購入したことがある」方は絶対的に多いはずです。
ユニクロダウンのスタイルチェック
無駄なものを省いた“シンプル is ベスト”といった感じのデザインですね。
NANGA(ナンガ)
1941年に創業した横田縫製が寝具メーカーの下請けで布団などを手掛けていたのが前身で、1995年に社名を「ナンガ」に変更。由来は8,000mの峰で屈指の登山難易度として知られる「ナンガ・パルバット峰」が語源で“困難に立ち向かう”という決意が込められている。主力の羽毛寝具やダウンジャケットを展開している。
ナンガダウンのスタイルチェック
ナンガについてさらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
ナンガの機能について
https://nanga.jp/knowledge/about-the-material/
「NANGA公式サイト方引用」
TATRAS(タトラス)
2006年にイタリア発祥のブランドとして誕生。ポーランド、日本のコーポレートブランドとしてスタートし、ミラノを拠点に置いている。商品の企画や開発なイタリアのデザインチームが手掛けており、エレガントなシルエットに加えて、高純度のホワイトグースダウンを使用した上品な大人のダウンジャケットを展開。アイコンである三つのクロスは、「機能的」、「洗練された「、「唯一無二」というブランドコンセプトを表しています。
タトラスダウンのスタイルチェック
HERNO(ヘルノ)
1948年にイタリア北部の町レーザで誕生したラグジュアリーアウターウェアブランド。ダウンジャケットやコートなどのアウターを中心に、イタリアンエレガントを追求したデザイン。カシミヤやビキューナなどの高級素材を使用した気品あるコレクションを展開しています。
ヘルノダウンのスタイルチェック
MooRER(ムーレー)
1999年にイタリアのヴェローナで創業したハイクオリティーメーカー。ダウン5大ブランドの一角を担うムーレーは、ファッション業界の中でダウンジャケットの王様と称されています。最高レベルのフィルパワーを誇るシベリア産のホワイトグースをのダウンを使用している為、軽量かつ保温性の高さを実現。機能性と高級感を併せ持つ、まさにキングオブダウン。
ムーレーダウンのスタイルチェック
DUVETICA(デュベティカ)
イタリアのベニス近郊のモリアーノベネトにて2002年に誕生。ダウンのスペシャリストが集結してスタートした専業のブランド。ダウンと言えば、黒やネイビーなどのシックな色が多いですが、デュベティカはレッド・イエロー・ブルー・グリーン・クリームなどの様々なカラーバリエーションがあり一方でデザインは非常にシンプルな展開となっています。ダウンジャケットをワンポイントとして活用する事もでき、新しい取り入れ方として注目されています。
デュベティカダウンのスタイルチェック
PAUL & SHARK(ポールアンドシャーク)
1975年に創業したポールアンドシャークは世界的に有名なイタリアの高級レーベルです。ニット工場としてスタートした歴史をもち、かつてはメゾンブランドのニットを生産。ニット生産の中で培った自社工場による卓越した技術力と素材開発力。さらに徹底したクオリティコントロールによって、スポーツウェアからラグジュアリーウェアに至るまで幅広いラインナップを展開しています。
ポールアンドシャークダウンのスタイルチェック
まとめ
いかがでしたでしょうか?気になるダウンは見つかったでしょうか?
同じダウンジャケットと言っても、ブランドごとに機能性・シルエット・ブランドコンセプトの違いがあります。冬の顔となるアイテムの一つでもありますし、その人を表すアイテムでもあります。自分のコンセプトに合わせたアウター選びをすることで、コーディネートがさらに楽しくなることは間違いないでしょう!
最近のコメント